IVIS Imaging System:ソフトウェア

Living Image® Software(概要)

ソフトウェア最新バージョン情報(2021/5/19)

Living Image Softwareは、Ver4.7.4 (Spectrum CTのみ)およびVer4.7.3(その他の全機種)がリリースされています。
Windows10の利用が可能になります(一部機種除く)

Acquire, Analyze and Discover: 3D Fluorescence and Bioluminescence

IVISの専用解析ソフトウェアである、「Living Image® Software」ほど、in vivoイメージングの分野で知られているソフトウェアはありません。

Living Image® Softwareは、直観的なワークフローで、光、X線、マイクロCTイメージングにおける画像取得・解析を可能にします。 IVISのプラットフォームを使用することで、アクセサリーやソフトウェアアップグレードなどにより、さまざまな機能拡張やサポートを将来的にも受けることができます。

Multi-Modality Module Softwareは、リガク社のCosmoScan GX/FX(X線CT装置) や、他社製装置からのDicomフォーマット、vox filesにより、Multi-Modalityが可能ななオプションソフトウェアです。

DyCE Imaging Module Softwareは、蛍光の生体内分布やクリアランスをリアルタイムに解析可能なオプションソフトウェアです。

Multi-Modality Module Software

Multi-Modality Module SoftwareLiving Image® Softwareは、発光や蛍光のイメージングや、定量的な解析のための究極のツールですが、Multi-Modality Module Softwareを加えることで、直接、DicomファイルをLiving Image® Software上にインポートし、光の3次元構築画像に、マイクロCTで取得したCT画像などの解剖学的な情報を加えることができる、オプションソフトウェアです。

光イメージングデータと、Dicomデータは自動の重ね合わせが可能なだけでなく、ビューワー機能や、回転、トリミングなどの調整、3D再構成画像の動画出力も可能です。

より解剖学的な情報が必要な場合は、さらに3D Mouse Atlasを加えることで、擬似的な臓器を表示することも可能です。




Mouse Imaging Shuttle (MIS)

Mouse Imaging Shuttle (MIS)は、実験動物を1つのイメージングプラットフォームから、もう1つのイメージングプラットフォームへ動物の体勢を変えずに移動させることができる専用のベットです。

例えばIVIS Spectrumシリーズで測定後に、 リガク社のCosmoScanGX/FXへの実験動物の移動に利用でき、簡単に麻酔の接続口へ接続して、麻酔下で測定することができます。

MISは4種類のサイズがあり、様々なマウスモデルに対応出来ます。また、小さめのサイズを使うことで若干の圧縮をかけ、深部組織における光のシグナルをより測定しやすくすることも可能です。

MISは、IVIS Luminaシリーズでも、光の弱いシグナルや深部組織のシグナルを測定できるように圧縮装置として使うこともできます。

DyCE Module Software

DyCE Module - In Vivo ImagingDynamic Contrast Enhancement(DyCE)は、タイムラプス計測機能を持ち、組織ごとのシグナル分布を経時解析し再構築することで、詳細な解剖学的データを有する画像を取得できるオプションソフトウェアです。

DyCE(の技術)は、近赤外蛍光色素や、チェレンコフイメージングの場合は、PETプローブを投与後、一連の動的な画像を取得します。 主な内臓の位置を独自のアルゴリズムで導き出し、数分で表示します。DyCEは、全てのIVIS Imaging Systemで利用可能で、アクセサリーキットとして、3方向からの同時撮影を可能にするSide Imaging Kitも含まれます。