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Pantherna Therapeutics社

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Pantherna Therapeutics社は、2017年創設、ドイツ・ベルリンに拠点を置く、mRNA therapeuticsを開発軸とした創薬バイオベンチャー・プラットフォーマーです。
昨今のCovid-19ワクチンの開発を皮切りに、多くの企業がmRNA therapeuticsの研究開発に注力しています。Pantherna Therapeutics社は、これらのトレンドよりもいち早くmRNA therapeuticsのPotentialに着目し、基盤技術を積み上げてきました。

Pantherna Therapeutics社の2つの基盤技術

Pantherna Therapeutics社の研究開発は2つの特許基盤技術によって成り立っています。 1つ目の基盤技術であるPTXmRNA®は、mRNAが翻訳される際に最初に認識される配列の構造を調整・最適化する技術です。これにより、ターゲットとする病変部位内でのタンパク質発現が効率的に行われることを可能とします。
続いて2つ目の基盤技術であるPTX△LNP®は、mRNAの体内輸送時にDrug Delivery System (DDS)として必要となる、脂質ナノ粒子(Lipid Nano Particle; LNP)の構造をデザインする技術です。ナノ粒子を構成する脂質膜の電荷を適切にコントロールすることで、ターゲットとする病変部位への輸送効率を向上させます。

PAN004～ARDS治癒を目的としたPantherna Therapeutics社開発Pipeline～

Pantherna Therapeutics社では、2つの特許基盤技術を組み合わせ、急性呼吸窮迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome; ARDS)治癒を目的とした複数Pipelineの自社開発を取り進めています。最も開発が進んでいるPAN004は、動物での前臨床試験を既に終えている状態です。

新規モダリティであるmRNA therapeuticsの市場普及のために、当社はこれからもPantherna Therapeutics社と共に取り組んで参ります。

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