商品紹介
無冷媒超伝導マグネット 高磁場 MRI
9.4T / 7.0T / 4.7T / 3.0T MRI
PET-MRI / SPECT-MRI
MR Solutions社のMRI(FlexiScan/PowerScanシリーズ)は、費用対効果が高いトランスレーショナルな最先端の前臨床MRI装置です。従来のMRIに比べて磁場が均一でノイズがほとんどなく、温度変動もありませんので、同じ磁場強度でもより軟部組織のコントラストに優れたMRIイメージングが可能です。
冷却剤が不要な超伝導マグネットには漏れ磁場がほとんどなく、あらゆる施設や既存の検査室で安全にご使用できます。(液体ヘリウムが不要な乾式マグネットを採用)また、コンパクト且つ軽量な本体設計により、わずかなスペースに付帯工事なしで設置することが出来ます。
システムはマルチモダリティーイメージングを実現するためにデザインされており、優れた性能とともに容易な操作性も兼ね備えています。革新的なPlug&Playデザインが採用されたPETまたはSPECTモジュールにより、PETやSPECTを後から追加してPET-MRI/SPECT-MRIとして運用したり、PETまたはSPECTとMRIを別々に運用することも可能です。
英国MR Solutions社について
MR Solutions社(MRS社)は、MRI技術の世界的リーダーであり、世界初となる冷却剤が不要な高磁場 超伝導マグネットMRIシステム(最大9.4T)の開発・製造・販売をしています。
MRS社は、世界初の冷却剤が不要な超伝導マグネットMRIを開発したMRI専業メーカーです。革新的な冷却剤不要マグネット技術と、わずかなスペースに設置可能な優れたポータビリティにより、ほとんどすべての検査室で他のイメージングモダリティーと近接して設置・操作することができます。 MRS社には、30年以上にわたってMRI、アプリケーション、ハードウェアおよびソフトウェアに革新をもたらしてきた実績があります。世界中に拠点を擁しており、顧客へ納品されているMRIシステムやMRI分光計は1,000台以上になります。
FlexiScan/PowerScanの特長
第2世代超電導マグネット
最大9.4テスラまでの高磁場をCryogen Free(液体窒素・液体ヘリウム不要)で実現。将来的に磁場のアップグレードも可能です。
磁場可変機能
独自の磁場可変機能により、最大4種類の異なる磁場で撮像可能。1台のMRIで多様なアプリケーションを実現します。
優れた磁気シールド機能と、軽量コンパクトな本体設計
超伝導マグネットによる高磁場を実現しながら、7Tモデルでわずか350kg未満(3Tは220kg未満)、高さ138×奥行88×幅82cmです。床の補強はもちろん専用の部屋を用意する必要はありません。
標準搭載の豊富なシーケンスライブラリ
高い磁場安定性により、ファンクショナルMRI(fMRI)、高速SpinEcho(faseSE)、2D/3D Time of Flight(TOF)などにも対応。
あらゆるレベルのユーザーに対応する優れたソフトウェア
MRI初心者や、MRI物理学者まで、あらゆる層のユーザーを満足させる3種類のソフトウェアが利用可能です。
革新的なPETおよびSPECTモジュール
Plug&PlayデザインによるPETまたはSPECTモジュールにより、PETやSPECTを後から追加してPET-MRI/SPECT-MRIとして運用したり、PETまたはSPECTモジュールを取り外してMRIと別々に運用することも可能です。
24時間対応のリアルタイムオンラインサポート
リモートメンテナスによる装置の動作チェックやコイルチューニング、電話サポートが可能(メーカー本国より)
※上記特長には、一部有償オプションが含まれます。詳細はお問い合わせください。
| 超伝導マグネット |
• 高性能 • 高均一性 • 高安定性 • 洩れ磁場ほぼ無し |
| 検出波長範囲 |
• 液体ヘリウムが不要 • 急冷不要 • 乾式マグネット |
| 軽量コンパクト設計 |
• わずかな設置面積
• 3Tで220Kg未満
• 7Tで350Kg未満 |
マルチモダリティー
イメージング |
• PETモジュールの追加により、PET/MRI およびPET単体での測定可能
• SPECTモジュールの追加により、SPECT/MRI およびSPECT単体での測定可能 • 他のイメージング機器と隣接した配置が可能 |
| 専用の部屋が不要 |
• 急冷用パイプが不要 • ファラデー箱が不要 • 特殊な床が不要 |
| 磁場強度可変機能※ |
•標準磁場に加えて、最大3磁場※の可変が可能
(PowerScanのみ) |
※別途オプション。0.1T、1T、3Tなど最大磁場以下で磁場の可変が可能
例)7.0Tモデルの場合、4.7Tや3.0T、1.0Tへ変更可能
シーケンスライブラリ
以下の豊富なシーケンスライブラリを標準搭載。更にリアルタイムオンラインサポートにより、任意のパルスシーケンスの作成サービスも利用可能。
| スピンエコー(SE)法に基づくシーケンス |
| 2Dスピンエコーシーケンス |
| T1強調、T2強調 |
| 流速補正(FC) |
| シングルおよびマルチアングル |
| オブリーク |
| 前飽和(Pre-SAT)バンド |
Magenetization Transfer Contrast
(MTC)パルス オプション |
| 反転回復(IR)法シーケンス |
| 拡散強調シーケンス |
| 3ポイントDIXON法シーケンス |
| |
| MR血管造影 |
| 2D Time of Flight(TOF)シーケンス |
| FC |
| トラベリングPre-SATバンド |
| MTCパルスオプション |
| 3D TOFシーケンス |
| FC |
| MOTSA(Multiple Overlapping Thin Slab Acquisition)オプション |
| トラベリングPre-SATバンド |
| MTCパルスオプション |
| 位相コントラスト(Phase Contrast:PC) グラジエントエコー(GE)法に基づくシー ケンス |
| |
| Spin Echo Based Sequences |
| EPI GEシーケンス |
| EPI SEシーケンス |
| マルチショットEPIシーケンス |
| 拡散強調EPIシーケンス |
| 拡散テンソルイメージングEPIシーケンス |
| EPI Gradient Echo based sequence |
| |
| 高速シーケンス |
| 高速スピンエコー(fastSE)シーケンス |
| T1強調、T2強調 |
| FC |
| Partial k-spaceオプション |
| シングルショット fastSEシーケンス |
| fastSE 3Dシーケンス |
| T1強調、T2強調 |
| FC |
| 高速反転回復(fastIR)シーケンス |
高速デュアルスピンエコー
(fast Dual SE) シーケンス |
| マルチエコーマルチスライスシーケンス |
| |
| バルクスペクトロスコピーシーケンス |
CPMG(Carr-Purcell Meiboom-Gill)
シーケンス |
| 反転回復シーケンス |
| 飽和回復シーケンス |
| GE法に基づくシーケンス |
| 2D GEシーケンス |
同位相(in)または
位相差(opposed phase)法 |
| FC |
| スポイル型 |
| 位相完全巻戻(Fully rewound)型 |
| T2、T2*強調 |
| T2*マッピング |
| 3D GEシーケンス |
| 同位相または位相差法 |
| FC |
| Pre-SATバンド |
| MTCパルスオプション |
| スポイル型 |
| 位相完全巻戻型 |
| T2、T2*強調 |
| |
| データ処理 |
| 画像取得モダリティー |
| 単一RX (受信器) |
| 位相配列/複数 RX |
| 再構成 |
| 2D高速フーリエ変換(FFT) |
| 3D FFT |
| 位相配列 |
| シングルボクセルスペクトロスコピー |
| 増強適応フィルタリング(オプション) |
| SENSE(SENSitivity Encoding) |
| 画像合成 |
| T1マップおよびT2マップ |
| |
| IVS(Inner volume selection)シーケンス |
| Stimulated echo acquisition mode(STEAM)スペクトロスコピーシーケンス |
| Point resolved spectroscopy(PRESS)法シーケンス |
| ケミカルシフトイメージングシーケンス |
| 脂肪/水抑制シーケンス |
| Outer-volume suppression(OVS)法に よるImage Selected In Vivo Spectroscopy(ISIS)シーケンス |
| ISISセットアップシーケンス― 180°パルス用 |
| GE-自由誘導減衰(FID) |
| 磁気共鳴分光画像化法(Echoplanar spectroscopicimaging: EPSI) |
| EPSI-FLYBACK |
|