3D共培養と動的灌流による
より高度なヒト微小環境を再現


OrganXpertの3Dテクノロジー
共培養および血流シミュレーション技術によりヒトの生体微小環境をより高度に再現し、毒性·薬効評価試験等における高い精度と信頼性を提供します。
3D共培養によるヒト組織微小環境の再現
がん細胞、間質細胞、免疫細胞といった複数の細胞種を三次元構造内で同時培養可能な共培養システムにより、in vivoに近いヒトの組織微小環境を高精度に再現します。
チップには細胞株·初代細胞以外にもスフェロイド/オルガノイドを播種可能であり、自然な細胞間相互作用やシグナル伝達を維持します。
血流シミュレーション技術による
シアーストレスの付与
ポンプやチューブが不要なマイクロチャネルにより、チップ内の培養液(栄養素、薬剤、酸素等を供給)は連続的に循環されます。これらのマイクロチャネルは、血管構造を模倣するように設計されており、培養細胞に合わせた流量とシアーストレスを与えることが可能です。
この動的な灌流システムにより、細胞は生理学的に重要な機械的および生化学的刺激を受けることができ、生体内の血流条件を忠実に再現することで、薬剤の吸収、代謝、毒性を精密にモデル化することができます。
特長
OrganXpertが切り拓く新たなスタンダード
従来の生体模倣システム(MPS)の標準機能を網羅し、さらにその先へ

共培養に適した
二層構造チップ

シアーストレス付与が
可能な動的還流路

インキュベーター機能
一体化型デバイス

12チップの
独立培養

各種臓器モデル
疾患モデル
OrganXpertは、先進的なエンジニアリングとユーザー目線の設計思想を融合することで、Organ-on-a-chipおよびMPS分野において有望な研究性能を実現しています。
1.ヒトの生体微小環境の再現
共培養に適した二層構造チップ
多孔質膜により内皮細胞と組織細胞を上下二層に配置できるため、細胞間の物理的な接触や液性因子のやり取りを制御し、生体内の組織間相互作用を精密に再現します。
シアーストレス付与が可能な動的灌流路
静置培養では不可能な「血流による物理刺激」を再現し、より生体に近い細胞応答を引き出します。
2.ポンプ·チューブ不要の循環システム
インキュベーター機能一体型デバイス
外部装置との複雑な配管が一切不要であり、装置自体が環境制御を行うため、省スペースかつ故障リスクの低い安定した運用が可能です。
3.ハイスループットかつマルチモデル対応
12チップの独立培養
1台のデバイスで最大12系統の独立した実験を同時に実施。多検体のスクリーニングや条件検討を加速させます。
各臓器モデル·疾患モデルに対応
汎用性の高いチップ設計により、肝臓、腎臓、皮膚など、評価目的に合わせた多様なモデル構築が可能です。
4.直感的で使いやすいユーザーフレンドリー設計
Seeding Kit
専用の播種ユニットにより、複雑なノウハウを必要とせず、従来の細胞培養に近い感覚で高度なMPS試験を開始できます。
5.幅広い応用分野と高いコスト効率
インキュベーター機能一体型デバイス
消耗品コストを抑える一体型設計により、医薬品から化粧品、食品まで、幅広い業界の毒性·有効性評価のコストを最適化します。
6.優れたデータ信頼性と再現性
12チップの独立培養 ✕ インキュベーター機能一体型デバイス
一貫した環境制御により、実験者による誤差を最小限に抑え、バリデーションに耐えうる高品質なデータを取得できます。
製品紹介
- オールインワンプラットフォーム「Organ-on-a-chip実験」に必要なすべての構成要素を組み合わせた完全統合システムにより、効率的にセットアップと操作が可能です。
- ハイスループットプラットフォーム最大12個のチップを同時にサポートするモジュラープラットフォームで、拡張性の高い並列実験を実現しています。
- 最適化された細胞培養環境長期にわたる安定した培養条件を維持するためのUV殺菌、温度、CO2、および湿度の制御装置を搭載しています。
- ユーザーフレンドリーな実験ワークフロー培地交換、薬剤投与、リアルタイムのin-situモニタリングを容易に行えるアクセス性を備え、実験効率を向上させます。
- 生理的フロー条件せん断応力制御とダイナミック制御を統合したチューブレス設計の流体 制御により、生体内に近い微小生理学的環境を実現します。
- 生体適合性チップ材料ヒト細胞への高い適合性を実現する先進材料により、副作用を最小限に抑え、生物学的特性を維持します。
- カートリッジベースの設計汚染リスクを最小限に抑え、操作性を向上させます。
- 安定的コンパートメント構造高品質データの取得に向け、均一な3D細胞増殖、細胞増殖、細胞損失の低減および安定した信号検出のために最適化された、体系的なコンパートメントレイアウトです。
- さまざまな臓器モデルのサポート脳、腎臓、腸、肝臓、肺、ガンなど、複数のヒト臓器および疾患モデルに適応でき、幅広い研究への応用が可能です。
- 循環マイクロ流体システム人間の血液循環を模倣した流体経路により、動的条件下での生理学的試験をサポートします。
アプリケーション例
1. 創薬·製薬分野
- ヒト模倣性の高い薬剤応答および毒性評価
- 動物実験に代わる検証済みの評価プラットフォーム
- マルチチップ同時運用と信頼性の高いデータ取得により、ハイスループットな創薬候補化合物のスクリーニングから前臨床評価まで、幅広い用途での活用
主なメリット
- 動物実験を必要としない評価系
- データの信頼性、再現性
- 研究開発サイクルの短縮
2. 前臨床CRO·動物実験代替分野
- 多くのCROが注目する、安全性および有効性評価における次世代評価システム
- GLP対応を見据えた運用および各国規制当局の要求に対応可能な設計により、前臨床試験における信頼性と業務効率の向上を支援
主なメリット
- 規制対応(将来的なGLP対応運用が可能)
- 高い信頼性·再現性を備えたデータ取得
- ハイスループットな実験運用
- グローバル市場における競争優位性の確立
OrganXpert 試験サービス
専門サイエンティストチームが、
モデル選定から結果解釈まで一貫してサポートします。
サービスの流れ
- お問い合わせ·コンサルテーション
- モデル選定·カスタマイズ
- 実験デザイン設計
BioSpero社紹介
BioSpero(バイオスペロ)は、2019年に韓国で設立されたバイオテクノロジー企業です。
従来の生体模倣システム(MPS)およびOrgan-on-a-chip技術の課題をクリアするプラットフォームを提供し、創薬研究におけるさらなる実用性をもたらしています。
動物実験に代わる次世代技術として、ヒトの生体微小環境を高精度に再現したモデルを提供し、より正確で倫理的、かつ効率的な前臨床評価を可能にします。
BioSperoは、医薬品をはじめとする規制産業分野において、化合物の安全性·有効性評価を行う最先端のMPSプラットフォームを設計·開発·製造しています。
これらのシステムは、臨床予測性の高いデータ取得を支援し、研究開発の初期段階からより適切な意思決定を可能にすることで、開発リスク、期間、コストの低減に貢献します。
仕様
OrganXpert Pro-M(MPSデバイス)
| 寸法 | W450 x D500 x H350(mm) |
|---|---|
| 電源 | AC 100~240V, 50/60Hz(ACアダプタ付属) |
| 重量 | 25kg |
| 流量 | 3~200µL/min |
| 温度 | 36~38℃ ± 0.1℃ |
| 湿度 | 90~95% ± 0.5% |
| CO2 | 5% |
OrganXpert O(チップ)
| 寸法 | W50 x D70 x H13(mm)(リザーバー部を含む最大高 25mm) |
|---|---|
| 中間層寸法 | W40 x D40 x H0.5(mm) |
| 重量 | 33g |
| 多孔質膜厚 | 約12μm |
| 有効播種面積 | 48mm2/チャンネル |
| 最大保持液量 | 3mL/チャンネル |







