製品情報

試薬・細胞

蛍光試薬:IVISense DiR 750 Fluorescent Cell Labeling Dye

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IVISense DiR 750 Fluorescent Cell Labeling Dye

詳細
製品説明
・特長 
IVISense DiR 750 Fluorescent Cell Labeling Dyeは親油性のシアニン系近赤外蛍光色素で細胞膜の染色に適しています。2本の長い18個の炭素鎖が細胞膜に挿入され、特異的で安定な細胞染色が出来ます。細胞間の色素の移動は無視出来る程度です。

IVISense DiR 750はPerkinElmer社のIVISイメージングシステムと併せ、非侵襲的な生体内の細胞ホーミング(T細胞、幹細胞など)のイメージングに用いることが出来ます。 この色素の近赤外領域に励起/蛍光波長を持つという特性は、動物の自家蛍光を著しく低減することができるため、生体内イメージングに最適です。
製品名:IVISense DiR 750 Fluorescent Cell Labeling Dye (DiIC18(7) or
1,1’-dioctadecyltetramethylindotricarbocyanine Iodide)
製品番号:125964
分子情報:C63H101IN2
分子量:1013.4
励起波長/蛍光波長:748/780nm
推奨するIVISフィルターセット:
 Spectrumシリーズ Ex:745, Em:800
 LuminaIIIシリーズ Ex:740, Em:790

アプリケーション例



担癌部位への集積性

Figure 1. 脾臓から単離されたT細胞はDiRにより蛍光染色され、Nu/Nuマウスに5x106個ずつ静脈内投与された。上の図は、投与24時間後に、IVIS Spectrumで解析した結果、細胞が脾臓に集積していることを示している。

細胞染色

DiRは胚性幹細胞、骨髄由来幹細胞、脂肪由来幹細胞、リンパ球、赤血球などのプライマリー細胞の蛍光染色に用いることができ、染色された細胞とその生体内分布を検出することが可能です。DiRは近赤外領域に励起/蛍光波長のピークを持つため、DiRで染色された細胞の蛍光は生体組織のバックグランド蛍光とは干渉せず、高感度の検出ができます。

DiRで染色した脾臓 T細胞の分布のin vivoイメージング



担癌部位への集積性

Figure 2. DiR 25mgを3mLのエタノールに溶解したストックを準備しこのストック溶液199μLを5mLのPBSに希釈し、使用濃度 320μg/mLに調製しました。次に脾臓から単離されたT細胞を320μg/mL DiR溶液とインキュベートしました。30分後、細胞を4℃で3分間、1000rpmでスピンダウンさせると、青いペレットを生じました。その後、細胞をPBSで2回洗浄した後、5x106個ずつマウスの静脈内に投与しました。コンロトール群は、PBSに懸濁させた細胞を5x106個ずつ投与しています。上図はIVIS Spectrumを用い、投与後10min、1hr、6hr、24hrsで解析した例です。Ex vivoイメージングでは24時間後の個体からbrain、bone、spleen、liver、lungsとkidneyをそれぞれ摘出し、観察を行っています。In vivoイメージングでは、投与されたT細胞がリアルタイムに肝臓と脾臓に集積していくのをモニタリングするとともに、ex vivoイメージングでは、その集積の詳細を確認することが可能です。

※この実験では使用濃度320ug/mLを用いていますが、細胞の種類、培地の種類、あるいは細胞濃度によっては凝集する場合があります。あらかじめ予備実験を行い、最適な濃度を決定していただくことをお勧めします。

参考文献

Kalchenko et al., Use of lipophilic near-infrared dye in whole-body optical imaging of hematopoietic cell homing. Journal of Biomedical optics, September/October 2006, Vol 11(5).

型番・価格一覧

製品コード 製品名 容量 価格(税抜) 保存条件
125964 IVISense DiR 750
Fluorescent Cell Labeling Dye
25mg 40,000 4℃以下

Label License

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