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試薬・細胞

CTイメージング用造影剤 : eXIA™ 160XL

eXIA™ 160XL
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eXIA™ 160XL

eXIA™160XLは、マイクロCTイメージング用のヨード造影剤で、真に非破壊的かつ経時的なCT撮影が可能な安全性に優れた試薬です。完全な生分解性を有しており、X線を減衰させるヨウ素を1mL中160mg（mgI/mL）含んでいます。

静脈内に投与すると血液内にとどまり、続いて肝臓、脾臓、心筋、褐色脂肪組織（BAT）等、代謝が活発な器官に取り込まれます。血中消失半減期は60分未満です。

生体内（in vivo）の非侵襲的な肝臓や脾臓の異常の発見、心筋梗塞や心筋症の診断に役立つだけでなく、活性化褐色脂肪組織（BAT）の同定と定量にも有用です。

主な特長

  • 水溶性ヨード造影剤で、臨床用製品に比べて生体内での滞留時間が長い。
  • 組織浸透性に優れており、血管や実質臓器の細部も明瞭に観察する事が可能
  • 投与後は速やかに腎臓から排出されるため、実験動物への毒性が低く、経時的なCT撮影に安心してご使用頂くことが可能
  • お求めやすい価格と、長期保存（未開封で最長約3年）を実現

eXIA™ 160XL 撮像例

以下は、Rigaku社のCosmoScan GXを用いて撮像しています。

eXIA™160XLを使用した腹部血管造影画像
下大静脈、腹部大動脈などの血管の他、肝臓·腎臓·脾臓が造影されている。
（撮影条件: 90kv, 88uA, FOV72, 心拍同期モード使用、Rat（約200g））

eXIA™160XLを使用した下肢血管造影3D画像
大腿骨などの骨の他に大腿動静脈、膝動脈などの下肢の血管が造影されている。
（撮影条件: 90kv, 88uA, FOV72, 2min撮影、Rat（約200g）♂）

型番・価格一覧

製品コード 製品名 容量 価格（税抜） 保存条件·備考
eXIA160XL eXIA™ 160XL lodine based
Radiocontrast for Micro CT Imaging 		2.0mL vial×1 160,000 4℃ / 遮光保存 10～15回分
（20-25gマウス）